2024年4月21日

【 題 】「救いの御業・内住のキリスト」
【聖書】　　コロサイ1：24～29

1．栄光の望みとしての内住のキリスト。イエス様は私の罪のために身代りになって死んで下さった。どうにもならない強情な頑固な自分に気が付いて、これがある限り自分は幸せではないと思い、イエス様の十字架は自分の内のエゴ、自我、それがキリストと共に死んだのだのです。今私が肉体にあって生きているのは、イエス様の真実と愛とによって自分が生かされていることです。イエス様は十宇架を全うし、復活して下さったお方で、同時に神の恵みと知恵とに満ちたお方です。そのお方が私たちの心の中に住んでいて下さるのです。

2．すべての信者を完成させるキリストの福音。キリストにあるならば、内におられるキリストと時々刻々共に生きることです。イエス様との絶えざる命の交わりの中にある、これが本当の福音で、福音の奥義です。それを経験したパウロは、「だから、私は力一杯苦闘する」と言っています。その力は私から出るのではなく、内に住んでおいでになるお方が与え続けて下さる、このお方から出てくる力なのです。

恵みと知恵をもって内に住み、力強い働きをもって外に向かわしめて下さる「栄光の望み」なる主にすべての栄光が帰せられますように！